LIFE 「支援コード」一覧表 (機能訓練・リハビリテーション)

 

科学的介護情報システム「LIFE」へのデータ提出で、リハビリテーション計画のサービスのリハコード個別機能訓練計画の訓練項目のプログラム内容で使用する「支援コード」を紹介します。

科学的介護情報システム「LIFE」について

厚生労働省の科学的介護情報システム「LIFE」では、LIFEにログインして直接情報を入力していくか、CSVファイルのアップロードを行い提出するかのいずれかの方法があります。

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LIFEへの情報提出で「支援コード」が必要な項目

個別機能訓練加算(Ⅱ)において、個別機能訓練項目のプログラム内容をCSVファイルでLIFEに提出する場合に使用します。

リハビリテーションマネジメント計画書情報加算において、リハビリテーション計画書(介護)のサービスのリハコードをCSVファイルでLIFEに提出する場合に使用します。

LIFEへの情報提出では、リハビリテーションマネジメント計画書情報加算を算定する場合に、リハビリテーション実施計画書の長期目標と短期目標の項目を提出する際にICFコードで提出します。

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リハビリテーション計画・個別機能訓練計画の支援コード一覧表

支援コード 大項目 細項目 説明
00 未選択 未選択
01 1 呼吸機能訓練 1 呼吸機能訓練 無呼吸、過呼吸、不規則な呼吸、肺気腫などの呼吸機能障害を対象として、呼吸数、呼吸リズム、呼吸の深さなどの呼吸機能を維持・向上させることを目的とした訓練である。
02 2 全身持久力訓練 2 全身持久力訓練 長期臥床により全身機能、特に循環器系の機能低下をきたして、患者(あるいは対象者)の耐えうる範囲での全身の筋を活動させること(全身調整訓練)と、活動範囲を拡大するために必要な動作を長く続けられるための呼吸循環機能の向上を図ることを目的とする。
03 3 関節可動域訓練 3 関節可動域訓練 関節可動域の維持・改善を図るために行われもの。他者(セラピストなど)や、器械器具、患者(あるいは対象者)の自重、姿勢の変化を利用して他動運動にて行う伸張訓練も含まれる。
04 4 筋力維持・増強訓練 4 筋力維持・増強訓練 筋収縮により発生する張力である筋力を維持・向上させるために行うもので、自動運動運動、抵抗運動にて行われる。
05 5 筋緊張緩和訓練 5 筋緊張緩和訓練 痛み、痙縮や精神的な緊張等による障害部位の筋緊張亢進に対して、運動療法の実施を円滑に行うための技法。例えば、意識の集中・発散による弛緩、他動運動による弛緩、筋収縮後の弛緩などによる筋弛緩や全身弛緩訓練(例:自律訓練法)がある。
06 6 筋持久力訓練 6 筋持久力訓練 身体の個別部位に対して比較的長時間仕事をする筋能力を向上させる目的で行うもので、中等度の負荷程度にて頻度を多く行う訓練である。
07 7 運動機能訓練 7 運動機能訓練 運動・動作を円滑に行うことを目的に行うもので、個々の筋の収縮の大きさと速さの調和のとれたスムーズな協調的な運動機能の維持・向上を図る訓練である。
08 8 疼痛緩和 8 疼痛緩和 日常生活動作を妨げる疼痛(全身的な痛み、身体の局部的な痛み、身体の複数の痛みなど)を緩和するための運動療法や物理療法。疼痛発生を防止するための日常生活活動動作のあり方など自己管理の方法も含む。
09 9 構音機能訓練 9 構音機能訓練 発声・発話機能の訓練,発音のゆがみの修正などの訓練である。
10 10 聴覚機能訓練 10 聴覚機能訓練 音を感じ聞き分ける機能向上の訓練または代償方法の検討すること。補聴器のフィッテング,会話環境の自己管理,集音器の使用訓練である。
11 11 摂食嚥下機能訓練 11 摂食嚥下機能訓練 咀嚼し飲み込む機能の訓練である。
12 12 認知機能訓練 12-①失行訓練 目的を達成するために複雑な運動を順序立てて、協調的に行為を遂行する練習をすること。例えば、急須にお茶の葉を入れる、お湯を注ぐ、湯呑にお茶を継ぐという一連の行為を順序立てて遂行する、また果物の皮をむくために適切な道具を選択することなどの訓練である。
13 12 認知機能訓練 12-②視空間知覚機能訓練 周辺の環境の中で、他のもの(他者)と自分の位置、または自分自身の身体などの位置関係の相対的な識別を獲得する訓練である。左側など一側を認識するための練習を含む。例えば、自分と物との距離を認識する、一側半側の物体の認知や探索をする訓練をすること。
14 12 認知機能訓練 12-③言語機能訓練 言語の表出と理解の機能の訓練である。
15 13
学習と課題の遂行練習
13-①基礎的学習の練習 集中する練習や、目標に向けたあるいは目標をもたない概念や観念、イメージを一人であるいは他人と一緒に考えたり、思いめぐらす練習、真似や物まねなどの模倣や一連の出来事を繰り返すことで学習する練習をすること。
16 13
学習と課題の遂行練習
13-②読むことの練習 書かれたもの(点字を含む)を流暢で正確に読む能力を発達させ、書かれた言語(例:文字や点字で表された本、使用説明書、新聞など)の理解や解釈といった活動を遂行する練習をすること。例えば、文字やアルファベットなどを見て、流暢、かつ正確に読む練習をすること。
17 13
学習と課題の遂行練習
13-③書くことの練習 文字(点字を含む)や単語を的確に意味を伝えるために表現する練習をすること。例えば、正しく綴る、正しい文法を用いる練習をすること。また、情報を伝えるために記号や言語を用いたり、新たに生み出す練習をすること。
18 13
学習と課題の遂行練習
13-④計算練習 言葉で示された問題を解くために数学を応用して計算し、その結果を出す練習をすること。たとえば、加減乗除の計算ができるように練習すること。
19 13
学習と課題の遂行練習
13-⑤問題解決練習 ある問題や状況を解決するための方法を見つけ出すために、その課題の分析、解決方法の選択とその実施、その解決方法から予期できる評価をするための練習をすること。例えば、どのようにすればよいのかの判断ができない時に、他人に助けを求めることができるよう練習すること。
20 13
学習と課題の遂行練習
13-⑥意思決定練習 多くの選択肢から必要なものを選択することができるように練習すること。例えば、いくつかの品目のうち、必要な目的を認識し、目的に適った品物を購入できるよう練習すること。
21 13
学習と課題の遂行練習
13-⑦日課の遂行練習 日々の日常生活を実施するために必要な段取り(計画・管理など)や達成するための行為を遂行ができるよう練習すること。例えば、1日の中での活動の時間を調節する、実行すべき内容の計画を立て、実行する練習をすること。
22 13
学習と課題の遂行練習
13-⑧ストレスの対処練習 ストレスや心の動揺、危険を伴うような課題を遂行するときに、心理的欲求を管理して、目的を達成するための行為を遂行する練習をすること。例えば、しなければならない要件(義務)がいくつか重なった時に、優先順位をつける、臨機応変に行動するなどの行為ができるよう練習すること。
23 14  自己効力感練習 14 自己効力感練習 自己効力感(自分が必要な行動をうまく遂行できるという期待)の向上を図る練習をすること。例えば本人が少し難しいと感じる課題の成功を体験させたり,周囲の賞賛が得られるような作品を完成させる練習をすること。
24 15   自己認識練習 15 自己認識練習 自己の能力を正しく見積もる練習をすること。例えばある活動や生活行為を実際に行い,自分に対する過大評価・過小評価に気づくよう促す練習をすること。
25 16 コミュニケーション練習 16 コミュニケーション練習 言語,非言語,電話やパソコンにより考えやアイデアを交換する練習をすること。
26 17 姿勢変換保持練習 17 姿勢変換保持練習 臥位、しゃがみ位、ひざまづいた姿勢、座位、立位の保持のための能力の維持・向上のための訓練である。
27 18 起居・移乗動作練習 18 起居・移乗動作練習 起居(寝返り、起き上がり、椅子・床からの立ち上がり・座るなど)や移乗動作(姿勢を変えずにベンチの上で横に移動する時や、ベッドから椅子への移動の時のように、ある面から他の面へと移動すること、つまり座位あるいは臥位のままでの乗り移り)の能力向上のために練習すること。
28 19 歩行・移動練習 19 歩行・移動練習 歩行(目標に必要な短距離・長距離や、さまざまな地面や床面上の歩行や障害物を避けての応用歩行など)や、歩行以外の方法によってある場所から別の場所へ身体全体を移動させる移動動作(這う、坂の昇り降り、走る、跳ぶ、水泳など)の能力を維持・向上するために練習すること。
29 20 運搬練習 20 運搬練習 物を持ち上げること,ある場所から別の場所へと物を持っていくことの練習をすること。手に持ったり,背負ったりし,ワゴンを利用したりする練習をすること。
30 21 交通機関利用練習 21 交通機関利用練習 移動のために、乗客として交通機関や手段を用いること。例えば、自動車、バス、タクシー、バス、電車、地下鉄、船や飛行機などを利用できるように練習すること
31 22 一連の入浴行為練習 22 一連の入浴行為練習 入浴のために、必要なものを準備し、洗浄や乾燥のための適切な用具や手段を用い、水を使って、全身や身体の一部を洗って拭き乾かす一連の行為の練習をすること。例えば、入浴すること、シャワーを浴びること、手や足、顔、髪を洗うこと、タオルで拭き乾かす練習をすること。
32 23 一連の整容行為練習 23 一連の整容行為練習 肌や顔、歯、頭皮、爪、陰部などの身体部位に対して、洗って乾かすこと以上の手入れの一連の行為をする練習をすること。例えば、脱毛や日焼け止めを塗る、化粧をする、歯磨きや義歯の手入れをする、髪をとかす、爪を切ることやマニキュアなどで装飾をする、耳垢を取る、陰部を清潔に保つ練習をすること。
33 24 一連の排泄行為練習 24 一連の排泄行為練習 排泄(生理、排尿、排便)を計画し、遂行するとともに、その後清潔にする一連の行為の練習をすること。
34 25 一連の更衣行為練習 25 一連の更衣行為練習 社会的状況と気候条件、TPOに合わせて、順序だった衣服と履物の着脱を手際よく行う一連の行為の練習をすること。例えば、シャツ、スカート、ブラウス、ズボン、下着、サリー、和服、タイツ、帽子、手袋、コート、靴、ブーツ、サンダル、スリッパなどの選択・着脱と調節の練習をすること。。
35 26 一連の食事行為練習 26 一連の食事行為練習 食べ物や飲み物を文化的に許容される方法で手際よく口に運び、口に入れる一連の行為の練習をすること。例えば、はしやフォークなどで食べ物を食べやすい大きさに切る、飲み物を容器に取り分ける(ストローを使うことを含む)、適切な道具で口まで運び、入れる練習をすること。
36 27 自己管理練習 27 自己管理練習 専門家が計画・提案した練習メニューを自己管理下で実行する練習をすること。また、自分で健康管理するための練習をすること。家族や他職種の管理下で行う練習をすること。
37 28 買い物練習 28 買い物練習 代金を支払い、日々の生活に必要な物品とサービスを入手する一連の行為の練習をすること。(仲介者に買い物をすりょうに指導や監督することを含む)。例えば、店や市場で食料、飲み物、清掃用具、家庭用品、衣服を選択する練習をすること。必要な物品の質や価格を比較する練習をすること。選択した物品、サービス、支払い交渉と支払い、物品の運搬の練習をすること。
38 29 一連の調理行為練習 29 一連の調理行為練習 自分や他人のために、簡単あるいは手の込んだ食事を計画し、準備し、調理し、配膳する一連の行為の練習をすること。例えば、献立を立てること、飲食物を選択すること、食事の材料を入手すること、加熱して調理すること、冷たい飲食物を準備すること、食べ物を配膳することなどの練習。例えば、食材の入手や加熱調理する、配膳する練習をすること。
39 30 食後の後片付け練習 30 食後の後片付け練習 皿、鉢、鍋、釜を洗い、乾かして、棚や食器棚に運んで整理整頓する一連の調理後の後片づけの一連の行為の練習をすること。(皿洗浄機や乾燥機の使用を含む)。
40 31 一連の洗濯行為練習 31 一連の洗濯行為練習 洗濯物を集めて洗い場まで運び、適切な方法で洗濯し、干場まで運び、干して乾かし、取り込んで運び、適切な方法の処理をしたうえで畳み、たんすにしまう洗濯の一連の行為の練習をすること。(たらいと洗濯板、洗濯機、乾燥機、アイロンの使用を含む)。
41 32 一連の掃除・整理整頓行為練習 32 一連の掃除・整理整頓行為練習 家族の居住部分を適切な用具を使用して清掃・整理整頓する一連の掃除行為の練習をすること。例えば、適切な用具を運び、床をほうきで掃き、雑巾やモップをかける、また家具調度を清掃する練習をすること。(掃除機、はたきなどの使用を含む)。
42 33 その他の家事
(ゴミ捨て、家庭用器具の使用、持ち上げて運ぶこと)
33 その他の家事 家庭のゴミを集めて運び、ゴミ箱などの適切な用具を使用して、集積所に集める、またはゴミ処理機で粉砕、焼却機で焼却する一連のゴミを捨てる行為の練習をすること(ゴミ処理機、焼却機などの使用を含む)。
43 34 家庭用品の手入れ練習
(衣類、自動車、家電器具、福祉用具等)
34 家庭用品の手入れ練習 衣服の縫製や製作する、ボタンやファスナーを補修する、靴の修理や靴磨きなどの私用品の保守管理に関する一連の行為の練習をすること(ミシンなどの使用を含む)。家庭で使用する自家用車、自転車などの乗り物を洗車する、保守点検するなどの一連の手入れをする行為の練習をすること。生活で用いる家電用品や個人的に使用する福祉用具(義肢や装具、家事や個人的ケアのための特別な道具など)を補修したり、手入れをする練習をすること。
44 35 家の手入れ練習 35-① 住居と家具の手入れ練習 住宅の外装や内装と住宅内部の補修、手入れをする一連の行為の練習。例えば、外装のペンキ塗り、内装の壁紙に張り替え、家具の補修と必要・適切な道具の使用、作業のために運搬する練習をすること。
45 35 家の手入れ練習 35-② 屋内外の植物の手入れ練習 観賞用などの屋内外の植物の世話をする一連の行為の練習。植物を植える、水をやる、肥料を与える、剪定をする、その他の個人的な目的の直物の栽培とこれらの目的のために適切な器具を使用する練習をすること。
46 36 動物の世話練習 36 動物の世話練習 屋内外で飼育するペットの世話に関連する一連の行為の練習をすること。例えば、えさを与える、洗う、毛並みを揃えることやペットの健康管理に関する練習をすること。
47 37 対人関係練習 37 対人関係練習 状況に見合った社会文化的に適切な方法で,他者(よく知らない人,友人,知人,親戚,家族など)と交流する練習をすること。
48 38 余暇活動練習 38 余暇活動練習 あらゆる形態の遊び,レジャー活動,余暇活動に関与し,楽しみや満足,没頭を経験する練習をすること。
49 39 仕事練習 39 仕事練習 報酬を伴う・伴わない仕事の全体,あるいは一部の練習をすること。
50 40 環境調整 40 環境調整 手すりを設置したり,家具の配置を変えたり,福祉用具を導入するなどの物理的環境の調整などの助言・指導をすること。家族への助言やご近所の手助けを得るなどの人的環境の調整の助言・指導をすること。
51 41 情報提供 41 情報提供 生活行為向上に役立つ情報の提供をすること.車いすで利用できるレストランの紹介,障害者団体の行事の案内などの情報の提供をすること。
52 42  介護指導 42 介護指導 家族やケアに関わる方に対する介護方法の助言・指導をすること。

 

科学的介護情報システム(LIFE)の情報

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