自立支援などに取り組むなかで、
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バリアフリーな設計は社会で充実、誰でも実用的な状態になってきている
センサーで自動で水が出る、簡単に動かせる蛇口
バリアフリーな水道でも袖が濡れる水流の角度だと利用する障壁になる
多目的トイレはとても便利になってきており、大人から子供までおむつを取り替えたり、汚物を処理できたり、着替えできたり、幼児のためのお丸(補助便座)があったりと、いろいろなケースを想定して排泄などができるようになりました。その中でちょこっとだけ残念だったのが洗面台なのです。洗面台は手を洗うときに使いたい設備で、車椅子の方や幼児などのバリアフリーに配慮して低い位置に設置するなど工夫されています。洗面台の下にも車椅子が入り込めるような空間を用意しているなど、かなり実用的な設計だなぁと感じるのですが、水道の水の向きがもったいない!洗面台の水受けが低い位置にあるので、車椅子の方や幼児でも水道まで届くのですが、低い位置から手を伸ばすと水が手の袖にかかってしまったり、幼児の高さだと水が跳ねて顔にかかったりしてしまうのです。
センサーで自動で水道が出ることによる弊害
幼児だけでなく、高齢者や障害者も、洗面台の縁を支点にして体を支えて水道で手を洗うというケースが結構あります。その時、どうしても自動のセンサーが動いてしまい、意図しない場所に水がかかってしまうことがあります。例えば、左側に石鹸タンクが設置されていることが多いですが、ちょうどその石鹸タンクに手を伸ばそうとすると、右側にある水の出口のセンサーが反応して水が出てきていしまい袖がびちゃびちゃに濡れてしまったりします。
すべての人にとって快適な形(ユニバーサルデザイン)はかなり難しいのですが、いろいろな気付きが合わさって少しずつ快適度が上がっていけばと思います。
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