入浴動作に見守りや介助が必要な状態になりちょっと心配なとき、浴室や脱衣所の動作環境を整える福祉用具で介助量や安全性を変えられます。
お風呂での転倒は多く、滑った場合は勢いよくぶつけてしまうため、大腿骨頸部骨折など大きな怪我につながります。入浴することに対しては、様々な入浴グッズが出ており、安全に入浴するために転倒予防や事故防止策を講じていくことでリスクを減らすことができます。また、捕まる場所や座る場所などを適切にアセスメントして設置することで、入浴動作を自立支援することもできます。
介護保険の住宅改修助成制度もあるので、住宅改修として浴室を改修してしまう方が良いこともあります。浴室の改修も対象なので手続きをしっかりと踏むことで助成が受けられます。詳しくは以下の記事で。
このページの目次
要介護者の入浴動作に、バスボード、浴室用手すり、シャワーチェア、滑り止めマット等
コストは低めだけど、実用性のある「高齢者・障害者向けの入浴グッズ」を特集します!
在宅生活を継続する上でも、設備面に予算が割きにくい施設やデイサービスでも、結構役立つかと思います。
実際の使用感も含めてご紹介します。
※こちらの商品は、アマゾンでの価格を参考にしております。こちらは便利グッズの紹介と価格の参考として掲載していますので、購入は自己判断でお願いします。
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入浴介助の用具『バスボード』で浴槽へまたぎ動作(入槽動作)を安全に
入浴のための福祉用具で在宅生活でもよく取り入れられているバスボードは、お風呂にさらっと設置して、腰をかけて入ることができるものです。
入浴のときにシャワーチェアを設置しているケースは多いですが、バスボードはバスタブをまたぐときにも重宝し、持ち上げる介護負担を減らし、安全性を高めますです。
対応するバスタブのサイズは商品ページで要確認ですが、裏側の脚は可動して固定できるのでだいたいのバスタブにフィットするのではないでしょうか?
バスボードにはお尻が直接接触するため、ずって動いても痛くなく、滑り過ぎず滑りどまりすぎないようなその人に合わせたものがよいです。
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立ち上がりやまたぎ動作に浴槽用手すりで安全に
お風呂に入る時は、滑って転倒することがやっぱり一番心配。
入浴では体をねじったりかがみこんだりという複合的な動きを、滑りやすい環境で行わなければならないため、手すりの位置や向きも重要です。
浴槽で用いる介護用品は、持ちやすい・支え安い形と向きでないとあまり効果的でありません。
また、ワンタッチで向きを変えられたりするのも便利(誤ってねじれたり外れたりすることは意図的にしない限りなさそうです)
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シャワーチェアは浴室内での洗体・洗髪・座位・立ち上がりを安全にする必須の介護用品
シャワーチェアは高齢者や下肢の手術後などでは入浴の安全を高めるために効果的な介護用品です。健常者はお風呂ですごく小さな丸っこい椅子を使っていることが多いですが、ご高齢ではかなり使うのがきびいしいものです。
そこで、背もたれがあり、高さもそこそこの椅子型シャワーチェアを使用することをお勧めします。
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お風呂の滑り止めマットで転倒予防
滑り止めマットは入浴のいろいろな場面で重宝します。立ち上がりの時には、足の裏がしっかりと固定されていないと立ち上がることができません。床だったら立ち上がれても、浴室内だと立ち上がれないというケースもあります。
バスマットは転倒予防や立ち上がりの介助量軽減などに効果的な介護用品です。
お風呂の滑り止めマットは据え置いてしまうとカビやコケ(?)が生えてきてぬるぬるしますし、不衛生になります。
干せるようなものが良いと思います。設置する場所としては立ち上がりの足元、浴槽の入り口の足元、浴槽内など。
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介護を継続的で現実的にするために、早めに環境を整えていくことが大切!
寝たきりになってしまってから、普通に入浴をしたいという気持ちになっても、かなり難しいです。
しかし、ちょっと心配だなぁと思った時から対策して、自分で安全にやるんだと思える環境を整えることで弱らずに続けていけるかもしれません。
他にもいろいろありますので、ケアマネジャーやお近くの介護・リハビリテーション専門職に相談してみてくださいね!
ADLで「入浴が一部介助」でも、浴槽からの立ち上がりに介助が必要なのか、浴槽をまたぐのに介助が必要なのか、浴室を歩くのに介助が必要なのか・・・小分けにしていき、必要な環境の提案をしていきたいですね!
介助量を軽減し安全性を高める福祉用具
ADLの評価方法
ケアマネジャーの転職は、ケアマネ専門の転職サイトを利用しよう
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