介護保険のショートステイとは?利用可能な期間・費用や減額
 

介護が必要な家族を持つ人々にとって、ショートステイは一時的ながらも大きな支えとなり得ます。この記事では、介護保険が適用されるショートステイの基本から、利用できる期間、費用、さらには介護保険適用外のショートステイについても詳しく解説します。家族を介護する中で生じる様々な状況に対応するための一時的な解決策として、どのようにショートステイが役立つのか、そのメリットと利用方法に焦点を当ててご紹介します。

介護保険のショートステイとは(短期入所生活介護)

介護保険のショートステイ、正式には「短期入所生活介護」と呼ばれ、介護が必要な高齢者が一時的に施設に入所し、生活支援や介護サービスを受けることができる制度です。このサービスは、在宅での介護を主に行っている家族が、一時的に介護から離れる必要がある場合に利用されます。ショートステイを利用することで、介護者はリフレッシュする時間を確保でき、介護が必要な人も安心して専門のケアを受けることができます。介護をする人の負担軽減のことを「レスパイト」と言い、要介護者の介護から離れることができるショートステイは、レスパイトケアとしても重要な役割を持っています。

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だから、自分の目的に合わせて利用できる!


介護保険のショートステイの利用条件

介護保険のショートステイの利用するためには、要支援・要介護の認定を受けてることが条件となります。また、介護保険の居宅サービスの一つなので、基本的には居宅介護支援事業所のケアマネジャーがニーズを確認して、ケアプランに記載されることで利用できるというサービスです。ショートステイは短期間の入所ですが、介護保険サービスであり、施設側も要介護状態の利用者の方をしっかり見るために、相談員などの施設の方が事前にどのように受け入れできるか状況を確認したり、事業所との契約を行うことが条件となります。そのため、急な利用が難しい場合もあります。

ショートステイの期間、最大何日入所できる?

ショートステイの利用期間は、原則は「1月の半分を超えないことが望ましい」とされていますが、原則としてはニーズに応じて居宅介護支援事業所のケアマネジャーや施設と相談し、居宅サービス計画(ケアプラン)に記載し、サービス担当者会議を経て利用を決めていきます。ショートステイは介護保険上は施設サービスではなく「居宅サービス」の一部なので、1回の利用で最長30日間までとされています。(1か月以上ずっと施設入所していると居宅での生活ではなくなってしまうため、一時帰宅して再度ショートステイを使うということや、例外的に30日を超えて連続入所することは制度上はできます。)

ショートステイの費用

ショートステイの利用料は主に ①介護保険自己負担分 ②食費 ③居住費 ④日常生活費などに分けられます。

ショートステイの費用の内訳

①介護保険自己負担分は、介護保険で決められている金額の1割・2割・3割の自己負担となります。

②食費は、重要事項説明や料金表で1食あたりの料金が決められていてその額を支払います。

③居住費は、施設側がある程度自由に決めることができ、その額を支払います。

④日常生活費などは別途負担が必要です。

負担限度額認定を受けるとショートステイの費用が安くなる

この中で、②食費と③居住費については、利用者の所得や資産の状況に応じて、負担限度額認定を受けることで上限が定められ利用にかかる費用が軽減されます。

ショートステイの種類

短期入所生活介護

日常生活上の支援や機能訓練、レクリエーションなどを提供するサービスです。特別養護老人ホーム一部の有料老人ホーム、ショートステイを単独で提供する施設などで提供されています。介護を中心としたサービスを希望される方に適しています。

短期入所療養介護

介護スタッフ以外にも医師や看護師がおり、リハビリや医療ケアなどの医療サービスが受けられます。介護老人保健施設介護医療院で提供されており、医療的なケアを希望される方に適しています。

ショートステイの課題

紹介してきたようにショートステイというサービスは居宅で生活する要介護者や、その要介護者を介護する人にとってとても価値の高いサービスです。しかし、ショートステイを運営する事業者側としては、利用者が短期間で出入りし、ベッドが空いた状態になってしまうと売上が下がってしまうためコントロールが非常に難しいので、撤退する事業者をいます。

また、ショートステイの規模にもよりますが、レスパイトケアという側面が強く、介護報酬上も特段優遇されているわけでもないため、限られた職員で運営されています。利用者が頻繁に入れ替わるので職員側も利用者さんがどんな人なのか把握するのに時間がかかりますし、なかなか機能訓練などに取り込む時間には人員も取れないので、体が弱ってしまうこともあります。このような点がショートステイの問題点として挙げられます。

要介護者が在宅生活を送る上で、やはり一時的に宿泊して専門的な介護を受けられるという状況は必要なので、このように宿泊するというニーズが一定数発生する場合には「小規模多機能型居宅介護施設」という選択肢もあります。

介護保険適用外のショートステイに関して

介護保険適用外のショートステイは、要介護認定を受けていない方や自立している方も利用できるサービスです。有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅で提供されており、利用料は全額自己負担となります。介護保険の手続きが不要で、必要なときに何度でも利用できるのが特徴です。

まとめ

介護保険のショートステイ(短期入所生活介護)は、介護が必要な人とその家族にとって、非常に有用なサービスです。一時的な介護の負担軽減、介護者のリフレッシュ、介護が必要な人の安心した生活の提供など、多くのメリットがあります。利用期間や費用、種類について理解し、適切に利用することで、介護生活の質を高めることができるでしょう。

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