介護保険の地域密着型サービスは2006年(平成18年)から開始され9種類となっています。定期巡回・随時対応型訪問介護看護、小規模多機能型居宅介護(訪問介護・通所介護・ショートステイ)、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、複合サービスなどの概要を知ろう!

地域密着型介護予防介護保険の全サービスを

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定期巡回・随時対応型訪問介護看護

定期巡回・随時対応型訪問介護看護
昼夜通して、訪問介護と訪問看護が密接に連携しながら、定期巡回訪問、随時対応、随時訪問、訪問看護サービスを行います。

地域密着型サービスの介護・看護一体型とは

地域密着型サービスの介護・看護一体型とは、1つの事業所で訪問介護と訪問看護のサービスを一体的に提供します。

地域密着型サービスの介護・看護連携型

地域密着型サービスの介護・看護連携型とは、訪問介護を行う事業者が地域の訪問看護事業者と連携してサービスを提供します。

地域密着型サービスの種類

定期巡回型・随時対応型訪問介護看護は4つのサービスの組み合わせで総合的に利用者の在宅生活の継続を支援します。

①定期巡回型サービス

定期巡回型サービスとは、訪問介護員等が定期的に利用者の居宅を巡回して行う日常生活上の世話を行います。

②随時対応サービス

随時対応サービスとは、あらかじめ利用者の状況や環境を把握し、随時利用者や家族からの通報を受けて、相談援助や訪問介護員・看護師等による対応の要否を判断するサービスです。オペレーションセンターを設置することは必須というわけではなく、巡回する訪問介護員などが通報に対応する形でも差し支えないと言われます。

③随時訪問サービス

随時対応サービスにおける訪問の要否等の判断に基づき、訪問介護員などが利用者の居宅を訪問して行う日常生活上の世話を行います。

④訪問看護サービス

地域密着型訪問看護サービスとは、看護師などが医師の指示に基づいて利用者の居宅を訪問して行う療養上の世話や必要な診療の補助を行います。

夜間対応型訪問介護とは

夜間対応型訪問介護とは、夜間(22時から6時の時間帯を最低限含む)に、要介護者に夜間の定期的な巡回訪問、通報により対応してオペレーションセンターサービスや随時訪問介護を一括して行います。

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地域密着型通所介護(2016年4月1日施行)とは

地域密着型通所介護(2016年4月1日施行)

地域密着型通所介護とは、利用定員18人以下の小規模な通所介護事業所で要介護者に入浴、排泄、食事などの介護や日常生活上の世話、機能訓練を行います。

認知症対応型通所介護とは

認知症対応型通所介護とは、デイサービスセンターで認知症の要介護者に入浴、排泄、食事などの介護や日常生活上の世話、機能訓練を行います。

小規模多機能型居宅介護(訪問介護・通所介護・ショートステイ)とは

要介護者の心身の状態・環境などに応じて、居宅訪問または通所または短時間宿泊を組み合わせて、入浴、排泄、食事などの介護や日常生活上の世話、機能訓練を行う多機能なサービスです。1事業所登録者25名以下、1日の利用者15名までの制限があります。小規模多機能型居宅介護を利用する場合には1か所のみしか登録できないため、複数の併用はできません。

認知症対応型共同生活介護(グループホーム)とは

認知症の要介護者に共同生活を営む住居で家庭的な環境の中、入浴、排泄、食事などの介護や日常生活上の世話、機能訓練を行うサービスです。通常、グループホームと呼ばれます。
グループホームのサービスを受けているときは、居宅療養管理指導以外の介護保険による居宅サービスを受けることはできません。

地域密着型特定施設入居者生活介護とは

入居者29名以下の有料老人ホームなどの小規模な介護専用型特定施設に入居している要介護者に、入浴、排泄、食事などの介護や日常生活上の世話、機能訓練、療養上の世話を行うサービスです。

地域密着型介護老人福祉施設入居者生活介護とは

入居者29名以下の有料老人ホームなどの小規模な特別養護老人ホームに入所している要介護者に、入浴、排泄、食事などの介護や日常生活上の世話、機能訓練、療養上の世話を行うサービスです。

看護小規模多機能型居宅介護(複合サービス)とは

小規模多機能型居宅介護と訪問看護を組み合わせて提供する看護小規模多機能型居宅介護事業所により行います。小規模多機能型居宅介護同様に、利用者の状態に応じて「通い」「泊まり」「訪問介護・訪問看護」を柔軟に組み合わせて提供します。

地域密着型サービスは理想的だが少ない成功例、課題は多い

地域密着型サービス自体は2006年の制度改正で創設されました。当時から複合的なサービスで地域ニーズに合わせた内容で提供することが理想とされてきました。
しかし、人材不足、多様化するライフスタイル、課せられる研修や資格者の確保、報酬財源の不足…。
現実的には、事業者が継続性をもって取り組むには厳しいものとなっています。
国の方針として、在宅生活を基本とした介護保険であるという事は変わらず、地域包括ケアシステムの確立を目指しています。
その最も理想な形が地域密着型サービスであり、特に多機能型施設と定期巡回訪問・随時対応という形です。

地域密着型介護の例 介護は社会で、限られたマンパワーでどこまでできるか

アンパンマン・しょくぱんまん・カレーパンマンがパトロールしつつ、ジャムおじさんが通報を受けるような感じです。
「あっちで病気の人がいるよ!」「転んじゃったってよ!」困ったときはお家に駆けつけます。
パン工場に遊びに来てくれてもOK、家で見きれないときは泊って行ってもOK。
どれだけのパワーが必要になるでしょうか?開設はしたもののぎりぎり状態で信念をもって取り組んでいる事業所が残っています。
万能な人材、経験豊富な人材でないと難しい職域になります。
地域のサービスの中でどの形態のサービスが利用者にとって適切なのかをある程度アセスメントできないと共倒れになるという危うさもあります。
時期改定ではどのような展開になるのか気になるところですね。

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