厚生労働省は2021年8月24日に、適切なケアマネジメント手法の普及推進に向けた手引きと解説動画(Youtube)を無料公開しました。
介護支援専門員には、これまで以上に幅広く情報を収集・分析し、ケアマネジメントを推進していくことが求められます。同時に、専門職として、たとえ初任段階であっても、利用者が必要とするケアマネジメントを一定以上の水準で提供することも求められます。参考書も多数出ていますが、厚生労働省が作成した「適切なケアマネジメント手法」の手引き、Youtube無料動画も活用してケアマネ業務の質を高められるようにしていきましょう!
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介護保険制度の基本理念は、一人ひとりの尊厳の保持と自立支援、そして住み慣れた地域での生活をできるだけ継続することにあります。これを実現するには、幅広い視点で生活全般を捉え、生活の将来予測に基づく支援の調整が必要であり、介護支援専門員が一人で抱え込むのではなく、各職種の視点や知見を活かし、連携して取り組む体制を整えることが肝要です。
ただし、円滑な多職種連携の実現は簡単ではありません。それぞれに多忙な業務のなかで信頼関係を構築し、必要な情報の共有や有意義な意見交換を実現するには、お互いの職域を尊重する気持ちを持ち、連携のルールを定めるとともに、双方が共通する知識や視点を持つことが必要不可欠です。
「適切なケアマネジメント手法」は、要介護高齢者本人と家族の生活の継続を支えるために、各職域で培われた知見に基づいて想定される支援を体系化し、その必要性や具体化を検討するためのアセスメント /モニタリングの項目を整理したものです。ケアマネジメントの質の確保は、介護給付費分科会審議報告でも今後の課題とされました。まずはこの手法のねらいや概要を知り、介護支援専門員の質の平準化や初任段階の介護支援専門員の育成を加速化させるために活用していってほしいと作成されたそうです。
適切なケアマネジメント手法についての解説動画(Youtube)
「適切なケアマネジメント手法」を作成した背景やねらい、手法を活用することで期待される効果について解説しています。
「適切なケアマネジメント手法」の特徴と活用の考え方、手法の構成について解説します。さらに、手法として整理された各項目の意図についても解説しています。
ケアマネジメント実践における「適切なケアマネジメント手法」の取り入れ方を解説します。また、自治体や地域の他職種と協働での活用場面も紹介しています。
生活の基盤を整えるための基礎的な視点である「基本ケア」について、基本的な考え方と各項目の内容について解説しています。
概要版(項目一覧)とその詳細(本編)は、(株)日本総合研究所HP 内に掲載しています。
疾患別ケアの理解を深めるための解説動画
それぞれの疾患を持つ方へのケア、疾患の予防のためのケアについて、基本的な考え方と各項目の内容について解説しています。
概要版(項目一覧)とその詳細(本編)は、(株)日本総合研究所HP 内に掲載しています。
ケアマネジメント手法の活用方法の解説動画
これまでの取り組み実績も踏まえ「適切なケアマネジメント手法」の実践的な導入・活用場面、活用の段取りや準備など具体的な方法の例を解説しています。
ケアマネジメント・ケアマネ業務については
ケアマネジメント・ケアマネジャー業務についてはこちらにまとめています。
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