看取り介護や看取り前提でのケアの方針の中リハビリテーション介入をするケースも例が増えてきました。動けないことによる苦痛を取り除く、関節拘縮の進行を予防する、身体の清潔を保持する、最期まで食事し味わうなどの介入例...
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リハビリテーションについて
リハビリテーションについては様々な意見がありますが、「その人が当たり前に持っていたこと・当たり前だった生活を営むことの復権、加齢や障害により生じてしまった苦痛からの開放」のようなものととらえています。
リハビリテーションを考えるとき、その患者・利用者の全体像を考えます。加齢や障害にともなって、行えることが少なくなっていますが、日々の生活やその人らしい在り方へ再び近づくために、いろいろな背景を考えていきます。
その原因は、①身体の問題かもしれませんし ②精神的な面の問題かもしれませんし ③環境の問題かもしれませんし ④社会的な面の問題かもしれません。
環境が変われば、体が原因だと思っていた苦痛が取り除かれるかもしれないです。
孤独などの社会的な問題が解決したら、意欲などの精神的な面が改善するかもしれないです。
このように、対象者の全体像をみて、その人らしさを取り戻していくことが本当のリハビリテーションです。