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端座位について

端座位とは、ベッドや椅子の端に腰を掛け、足を床に着けて座る姿勢のことを指します。この姿勢は、体幹を垂直に保ち、頭部、肩、腰が一直線になるようにすることが特徴です。端座位の際には、腰や背中に過度な負担をかけないようにすることが重要です。背筋を伸ばし、体重を両足に均等に分散させることで、安定した姿勢を維持します。介護やリハビリテーションの場面では、端座位は体幹の筋力やバランスの訓練に用いられます。留意点としては、体幹の筋力が弱い人やバランスが取りにくい人に対しては、転倒防止のためにサポートを行うことが必要です。また、長時間の端座位は腰や背中に負担をかける可能性があるため、適度な休憩や姿勢の変更を促すことが重要です。正しい端座位を保つことで、体幹の安定性が向上し、日常生活動作の改善につながることが期待されます。

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