3月が始まりました。今年の極寒と春の兆しが両方感じられる季節ですね。
2月とはまた違う特別な期間である3月特有の高齢者の患者様の介護・ケアについて、薬剤師視点での話したいと思います。
3月は、早朝の寒さと日中の暖かさがあるので、寒暖差が起こりやすくなります。また、スギ花粉も飛んでくる季節です。冬の寒さと乾燥対策も必要ですし、梅や桜などの開花もあります。寒い冬は、行動できなく、気分が億劫になっていた患者さまもすこし春を感じ、気分も明るく晴れやかになると思います。
今回は、季節の変わり目3月の寒暖差、花粉症(アレルギー)、乾燥についての話をしたいと思います。

3月の気温の寒暖差の注意について

3月は、気温の寒暖差に気をつけなければいけません。急に、気温が寒いところから暖かいところに行くと血管の収縮が起こるので、急激な血圧上昇、頻脈、不整脈が発生しやすくなります。
とくに夜間・早朝高血圧は、脳梗塞、脳出血などのリスクを上昇させるので、寒暖差が大きい3月は、注意が必要になってきます。
定期的に服用している血圧低下薬の見直しや必要であれば、頓服で服用する血圧降下薬をDrに相談しましょう。不整脈、頻脈も心不全、心筋梗塞などの原因になりますので、不整脈薬やニトログリセリンなどの薬も相談しましょう。
心臓の血管を広げるニトログリセリンは、期限が書いているので、在庫をもっている患者様ももう一度期限を再確認してください。
これらのことも暖かくすることで、防ぐことができるので、暖かくしてあげてください。

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花粉症対策と花粉症の薬の注意点

3月になるとスギ花粉が飛散されます。花粉の飛散量は、前年の夏の気象条件が大きく影響します。
前年夏の気象条件より、2018年は東北から近畿、四国地方までの広い範囲で、前シーズンの飛散量を上回る見込みです。
2018年の花粉飛散量は、東北は前シーズンの約2倍、関東甲信、四国では約1.5倍となる予想で、特に注意が必要です。
花粉症の症状は、鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどの症状がありますので、3月に入り、そういった症状を訴える患者様がいらっしゃれば、花粉症の薬を処方してもらいましょう。
今まで、花粉症になったことが無い患者さまも急に花粉症になることがあるので、3月に入り、鼻水、くしゃみなどある場合は、検査してもらいましょう。
上記の症状以外に、のどのかゆみ、皮膚のかゆみ(皮膚が出ている所)などの症状も花粉でおこることもあるので、注意してください。
花粉症の症状を抑える抗アレルギー薬は、現在いろいろな種類があります。効果不十分な場合は、種類を変えると、症状が改善する場合もあるので、医師、薬剤師に相談してください。

花粉症の症状を抑える抗アレルギー薬の主な副作用


抗アレルギー薬の主な副作用には、口の渇き、眠気があります。とくに高齢者は、肝臓や腎臓の機能が低下していることがあるので、これらの副作用も生じやすいです。高齢者は、唾液の分泌量も少ないので、口渇がおこりやすく、ひどくなると口臭や口内炎、口のあれも起こります。眠気の副作用に関しては、高齢者のふらつきが起こりやすくなり、それが転倒にもつながるので気をつけましょう。最悪の場合、骨折する危険性もあります。また、不眠の薬や、抗うつ薬、自律神経の薬など眠気の副作用が起こりやすい薬をすでに服用してる患者さまも多くいらっしゃいます。花粉症の薬を併用する場合は、とくに眠気、ふらつきには注意してください。男性の高齢者は、前立腺が肥大しているので、抗アレルギー薬の種類によれば、尿閉も起こることがあります。注意してください。

乾燥対策 ワセリン・ウレパール・ヒルドイド

3月は、まだまだ空気が乾燥しています。空気が乾燥すると、皮膚も乾燥しやすくなります。皮膚が乾燥すると、肌のあれやかゆみなど起こりやすくなるので、皮膚の保湿ケアをしてください。市販の化粧水でもいいですが、ワセリンやウレパール、ヒルドイドなどいろいろ保湿効果が高い薬もあるので、肌の乾燥、かゆみの症状をうったえる患者さまがいれば、積極的に処方してもらいましょう。お風呂上りはとくに肌の乾燥が起こりやすいので、必ず保湿剤を塗ってください。
空気の乾燥は、のどを痛めやすく、咳症状も出やすくなります。さらにかぜやインフルエンザのウイルスが増殖しやすくなるため、かぜやインフルエンザになったり、感染しやすくなります。
加湿器などを積極的に使用し、空気の乾燥対策をしてくださいね!

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