介護福祉士等の国家試験受験料、衝撃の値上げ(令和3年度から)

介護福祉士の国家試験の受験料は令和3年度から3,000円程度値上げし、18,380円になります。介護福祉士だけでなく社会福祉士、精神保健福祉士の国家試験受験料も値上げになっています。理由は新型コロナウイルス感染症対策のため、試験会場の増設、試験実施要員の増員等で試験事務にかかる経費が増大したからだそうです。

そのため、新型コロナウイルス完成症対策が今後も同様に続くことが見込まれることから、社会福祉士試験、介護福祉士試験、精神保健福祉士試験の受験料を値上げすると公表されました。介護人材が不足して、介護人材の確保が国家課題だという中での受験料の値上げは正直信じられないことなのですが、この厚生労働省令は令和3年8月上旬予定で公布・施行される見通しでパブリックコメントが公表されて意見が募集されていますが、おそらくこのまま受験料値上げとなるものと考えられます。

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介護福祉士試験の受験料について(令和3年度から)

受験申込書の受付期間

令和3年8月18日(水曜日)から9月17日(金曜日)まで(消印有効)

試験日

筆記試験 令和4年1月30日(日曜日)
実技試験 令和4年3月6日(日曜日)

介護福祉士試験の受験料

介護福祉士試験の受験手数料 15,300 円 → 18,380 円
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社会福祉士試験の受験料について(令和3年度から)

社会福祉士試験受験手数料(一般受験者) 15,440 円 → 19,370 円
社会福祉士試験受験手数料(同時受験者(※1)) 13,980 円 → 16,840 円
社会福祉士試験受験手数料(科目免除者(※2)) 13,020 円 → 16,230 円

※1 同時受験者とは、精神保健福祉士試験と同時に受けようとする者をいう。
※2 科目免除者とは、社会福祉士及び介護福祉士法施行規則第5条の2の規定に基づき、試験科目の免除を受ける者をいう。

精神保健福祉士試験の受験料について(令和3年度から)

精神保健福祉士試験受験手数料(一般受験者) 17,610 円 → 24,140 円
精神保健福祉士試験受験手数料(同時受験者(※3)) 14,160 円 → 19,520 円
精神保健福祉士試験受験手数料(科目免除者(※4)) 14,080 円 → 18,820 円

※3 同時受験者とは、社会福祉士試験と同時に受けようとする者をいう。
※4 科目免除者とは、精神保健福祉士法施行規則第6条の規定に基づき、試験科目の免除を受ける者をいう。

介護福祉士試験の実技試験の免除について

社会福祉士介護福祉士養成施設で介護過程を修了した人、介護過程Ⅲを修了した人については、申請により、介護過程を修めた後または介護過程Ⅲを修了した後に引き続いて行われる次の3回の実技試験を免除することとされます。

介護技術講習は、開催地域が限定されており、受講の際に宿泊を伴う移動が必要となることも想定されるため、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、そうした移動をせず各地域で受講することが可能な介護技術講習に相当する研修などを修了した人も実技試験の免除の対象とするよう改正するとのことです。

介護人材不足なのに受験料値上げは筋違い

国家としては介護人材が不足しているとよく発言しており、介護の資格を取りやすくすることや介護従事者の所得をアップさせるということを真剣に考えないといけない時期に、新型コロナウイルス感染症対策で費用がかかったとはいえ受験料をアップさせて資格取得の意欲を低下させることは筋違いではないでしょうか。介護福祉士などの試験の運営をする公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが感染症対策で費用がかかったというのは確かにわかりますが、厚生労働省令でその費用を受験者に負担させるというのは腑に落ちないものですね。

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