救急安心センターとは?シャープ7119(#7119)119番の救急車相談

 

救急車を呼ぶべきか、それとも病院に直接向かうべきか。多くの人がこのような緊急時の判断に迷った経験があるでしょう。そんなときに役立つのが、救急安心センターの電話相談サービス「#7119」です。この記事では、救急安心センターとは何か、そして119番の救急車との関連性や、シャープ7119の役割について詳しく解説します。

救急安心センター事業(♯7119)とは

救急安心センター事業(♯7119)とは

救急安心センター事業(♯7119)は、突然の病気やけがで「救急車を呼ぶべきか」「直ちに病院に行くべきか」などの判断が難しいときに、専門家のアドバイスを無料で電話で受けられるサービスです。

救急安心センター事業(♯7119)で提供されるサービス

救急安心センター事業(♯7119)に電話をすると、相談者の症状をもとに、以下のアドバイスを提供してもらえます。

項目 説明
救急相談 症状の緊急度を判断し、すぐに医療機関を受診するべきか、2時間以内、24時間以内、または翌日に受診すべきかをアドバイスします。
受診手段の提案 救急車を呼ぶべきか、自分で病院に向かうべきか、または民間の患者搬送サービスを利用すべきかを案内します。
医療機関の案内 症状に合わせた適切な診療科や医療機関を紹介します。

救急安心センター事業(♯7119)の利用イメージ

救急安心センター事業で提供されるサービスについて紹介しましたが、消防庁救急企画室で作成した図が分かりやすかったので引用させていただきます。

救急安心センター事業(♯7119)のイメージ図 消防庁 救急企画室 救急行政の現状と課題 令和5年4月25日(火)

救急安心センター事業(♯7119)のイメージ図 消防庁 救急企画室 救急行政の現状と課題 令和5年4月25日(火)

行政サービスとして救急安心センター事業の運営に関する概要

救急安心センター事業(♯7119)を運営するにあたりどんなことが必要になるのかをまとめた資料を抜粋したものです。費用面や人員面、課題などについてです。あくまでも消防庁の資料から抜粋したもので、コストの面などは年間830万円で24時間365日の体制を維持できるのかという部分には疑問がありますが項目としてはこのような項目が運営に必要になってくるのではないかと思います。

項目 詳細
事業の実施主体 - 実施パターン:県単独、県と市町村の共同、市町村単独

- 県のリーダーシップが重要

事業要件 - 受付時間:基本的に24時間365日。地域の実情に応じて変動可能
導入準備 - 運営形態:自治体独自のコールセンターか民間委託

- スタッフ構成:医師、看護師、受付員、監督員など

- その他:受付回線数の決定、電話番号設定、関連機関との連携、広報活動など

事業費 - 初期コスト:約1,100万円

- 年間運営費:約830万円

国の財政支援 - 初期コスト:補助金や防災対策事業債<br>- 運営費:特別交付税を都道府県・市町村に措置
相談件数 - 全国で133.5万件(人口100万人あたり年間平均2.2万件)
アドバイザー派遣 - 未実施自治体へのアドバイザー派遣サービスがあり、医師や看護師などの専門家が無料で助言を提供

救急相談のうち「救急要請しなかったもの」の事例のうち一定割合は、♯7119により、119番通報への集中を回避できた
効果があったと推測されているため、運営費などがかかる上でも一定の効果がある施策ではないかと思います。

救急安心センター事業の効果概要

救急安心センター事業(♯7119)は、突然の病気やけがで「救急車を呼ぶべきか」「直ちに病院に行くべきか」などの判断が難しいときに、専門家のアドバイスを無料で電話で受けられ、それにより119番通報が適切な利用につながるということが大きな目的でその効果について効果の概要をまとめてみました。

事業効果の認識

  • 救急車の適時・適切な利用
  • 救急医療機関の受診の適正化
  • 住民への安心・安全の提供
  • 時代の変化への的確な対応
  • 新型コロナウイルス感染症対策

救急車の適正利用

  • 医療費の適正化効果が大きく、規模が大きいほど効果が増大
  • 軽症者の割合の減少
  • 不急の救急出動の抑制
  • 潜在的な重症者の発見と救護
  • 時間外受付者数の減少効果(例:札幌市A病院)
  • 利用者の約9割がサービスに満足

時代の変化への対応:

  • 100年時代の高齢者増加や地方の過疎化対策
  • 救急搬送・救急医療の担い手不足の対応

新型コロナウイルス感染症対策

  • 不必要な外来受診・外出の抑制による重症化防止
  • 新たな感染症への対応を含む相談窓口の提供

 

この概要は、救急安心センター事業の効果を簡潔にまとめたものです。

詳細や具体的な数字などは、元の文献を参照してください。

救急安心センター事業(♯7119)のイメージ図 消防庁 救急企画室 救急行政の現状と課題 令和5年4月25日(火)

まとめ

救急相談のうち「救急要請しなかったもの」の事例のうち一定割合は、♯7119により、119番通報への集中を回避できた
効果があったと推測されます。

この記事のまとめ
  • #7119という相談できる電話電話があることを覚えて置きましょう
  • 以下のような症状は迷わず救急車を呼ぶために電話番号で119番しましょう

    • 突然の激しい頭痛や高熱
    • 顔半分が動きにくい、または、しびれる
    • 突然の激痛や息切れ、呼吸困難
    • 胸の中央が締め付けられるような痛みが続く
    • 突然の激しい腹痛や血を吐く
    • 突然、片方の腕や足に力が入らなくなる

一般住民からしても119番通報をするほどではないかもしれないが心配という気持ちに答えられるようなサービスになっていると思います。ぜひ覚えておいてくださいね!

 

救急でない時に病人や要介護者を運んで★土岐は民間救急車

民間救急車は、公的な救急車とは異なり、緊急性が高くない場合の患者の転院や退院、社会福祉施設への送迎などを主な業務としています。これらのサービスは、患者やその家族の要望に基づいて行われ、所要時間と搬送距離に応じた料金が発生します。車両は、所轄消防署からの認定を受けたもので、認定マークのシールが貼られています。

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