現在、インフルエンザの治療薬は、大きく4種類あります。イナビル、リレンザ、タミフル、ラピアクタです。

近年、インフルエンザが猛威をふるっていて爆発的に流行しています。今回は、インフルエンザの治療薬について薬剤師のoyasuさんにまとめて紹介していただきます。

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インフルエンザに感染したときの特徴

インフルエンザは、1~3日程度の潜伏期間の後、38℃以上の高熱、頭痛、筋肉関節の痛みなどの感冒症状がおこります。
A型やB型のインフルエンザが流行することが多く、A型が症状がきつく、B型が軽い傾向がありますが、流行する年によって若干傾向が変わってきます。
普通のかぜとどう違うのかというと大きく違うのは、重症化しやすいかどうかと感染力です。
小児、高齢者では、インフルエンザが重症化することがあるので、十分に注意する必要があります。高齢者では、重症化して肺炎をおこし、最悪の場合死亡することもあります。
介護職についている人や施設で働いている人は、その感染力にも注意する必要があります。対処法をあやまると集団感染する事があるので、気をつけなければいけません。

インフルエンザは飛沫感染、つば、鼻水に注意

インフルエンザは、飛沫感染します。簡単に言えば、鼻水、つばから感染します。なので、くしゃみや咳をしたときに飛び散るつばや鼻水から感染するケースか、鼻水をかんだ後のティッシュや口をつけたものから感染するパターンがほとんどです。必ず、感染者にはマスクをし、唾液、鼻水の取り扱いには注意してください。

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インフルエンザの予防・検査・治療

人が多いところや病院には、インフルエンザの患者さんがいる可能性があるので、帰宅後は必ず手洗い、うがいをするようにしてください。もし、インフルエンザウイルスが付着しても早めに手洗い、うがいをすることによりウイルスを洗い流すことが出来ます。
インフルエンザに感染したと感じたら早急に病院に行き、検査してもらいましょう。現在のインフルエンザ検査キットは、非常に感度がよく5分~15分くらいで結果がでるので、調べてもらいましょう。

インフルエンザの治療薬

インフルエンザ薬は、感染後48時間以内に使用すれば、非常に効果が高いので、すぐに使用するようにしてください。
現在、インフルエンザの治療薬は、大きく4種類あります。イナビル、リレンザ、タミフル、ラピアクタです。

イナビル 最も使用頻度の高いインフルエンザ治療薬(吸入薬)

最近一番使われているインフルエンザの薬です。内服薬ではなく吸入薬になります。成人、高齢者ともに1回2キット使用するだけで、治療終了です。非常に簡単なのでよく使われています。ただし、デメリットとして、イナビルの粉を肺に吸い込む力が必要なので、高齢者の使用には注意が必要です。不安がある場合は、吸入がうまく出来ているかを確認できる吸入練習器があるので、病院または薬局で、積極的に相談してください。高齢者は、息を吐くことは簡単にできるみたいですが、けっこう吸い込むのはむづかしいみたいです。

リレンザ 一部の子供中心に処方されるインフルエンザ治療薬(吸入薬)

こちらも内服ではなく吸入薬になります。成人は、1日2回朝夕使用します。1回2吸入です。
以前は、よく使われてましたが、現在は、未成年くらいしか使用されません。

タミフル 5日間飲み続けるインフルエンザ治療薬(内服薬)

タミフルは、昔から使われている薬です。内服薬です。成人は、1日2回 1回1カプセル服用で5日間飲みます。以前、異常行動などがマスコミで騒がれていましたが、大人や高齢者ではまず異常行動は発生しないので、過剰に心配しないようにしましょう。5日間飲まないといけないのがデメリットですが、吸入に不安がある高齢者には逆に使用しやすい薬になります。カプセルが飲みにくく嚥下が苦手な方は、タミフルの粉もあるので、Drに相談してください。

ラピアクタ インフルエンザ治療薬で唯一の点滴薬

インフルエンザ治療薬で唯一の点滴薬です。点滴なので、すこし時間がかかりますが、この薬も1回点滴してもらうと終わりです。吸入薬をうまく吸えなかった・5日間服用しつづけられるか?などの心配がないので、よい薬だと思います。ただ在庫がある病院が限られているので、事前に問い合わせしましょう。吸入できない患者さんやカプセル、粉が飲みにくい高齢患者には適している薬剤だと思います。

インフルエンザ対策のまとめ

インフルエンザには、A型やB型がありますが、治療や予防方法は同じです。薬も同じものが使われます。予防の仕方も違いはありません。
インフルエンザにかからないようにするためには、免疫を高めること、湿度を上げることです。
十分な睡眠・栄養をとって部屋の湿度を高くするしましょう。手洗いうがいも忘れないようにしてください。
みなさんがんばりましょう!

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