4種類のインフルエンザ治療薬 内服薬・吸引薬・点滴薬
 

現在、インフルエンザの治療薬は、大きく4種類あります。イナビル、リレンザ、タミフル、ラピアクタです。

近年、インフルエンザが猛威をふるっていて爆発的に流行しています。今回は、インフルエンザの治療薬について薬剤師のoyasuさんにまとめて紹介していただきます。

経費削減に!介護事業者向けに最適な電気プランでコストダウン

介護でんきナビの「高圧フラットプランS」は、介護・福祉施設向けの高圧電気プランです。全国各地で電気代削減の実績があり!基本料金が安く、市場相場が安いときに大きく還元。エリア別削減実績も紹介されていますし、直接訪問してご案内も可能となっています。介護施設のランニングコストとしてかかる電気料金を見直してみませんか?

メリットやリスクも含めてご検討を

インフルエンザに感染したときの特徴

インフルエンザは、1~3日程度の潜伏期間の後、38℃以上の高熱、頭痛、筋肉関節の痛みなどの感冒症状がおこります。
A型やB型のインフルエンザが流行することが多く、A型が症状がきつく、B型が軽い傾向がありますが、流行する年によって若干傾向が変わってきます。
普通のかぜとどう違うのかというと大きく違うのは、重症化しやすいかどうかと感染力です。
小児、高齢者では、インフルエンザが重症化することがあるので、十分に注意する必要があります。高齢者では、重症化して肺炎をおこし、最悪の場合死亡することもあります。
介護職についている人や施設で働いている人は、その感染力にも注意する必要があります。対処法をあやまると集団感染する事があるので、気をつけなければいけません。

インフルエンザは飛沫感染、つば、鼻水に注意

インフルエンザは、飛沫感染します。簡単に言えば、鼻水、つばから感染します。なので、くしゃみや咳をしたときに飛び散るつばや鼻水から感染するケースか、鼻水をかんだ後のティッシュや口をつけたものから感染するパターンがほとんどです。必ず、感染者にはマスクをし、唾液、鼻水の取り扱いには注意してください。

インフルエンザの予防・検査・治療

人が多いところや病院には、インフルエンザの患者さんがいる可能性があるので、帰宅後は必ず手洗い、うがいをするようにしてください。もし、インフルエンザウイルスが付着しても早めに手洗い、うがいをすることによりウイルスを洗い流すことが出来ます。
インフルエンザに感染したと感じたら早急に病院に行き、検査してもらいましょう。現在のインフルエンザ検査キットは、非常に感度がよく5分~15分くらいで結果がでるので、調べてもらいましょう。

インフルエンザの治療薬

インフルエンザ薬は、感染後48時間以内に使用すれば、非常に効果が高いので、すぐに使用するようにしてください。
現在、インフルエンザの治療薬は、大きく4種類あります。イナビル、リレンザ、タミフル、ラピアクタです。

イナビル 最も使用頻度の高いインフルエンザ治療薬(吸入薬)

最近一番使われているインフルエンザの薬です。内服薬ではなく吸入薬になります。成人、高齢者ともに1回2キット使用するだけで、治療終了です。非常に簡単なのでよく使われています。ただし、デメリットとして、イナビルの粉を肺に吸い込む力が必要なので、高齢者の使用には注意が必要です。不安がある場合は、吸入がうまく出来ているかを確認できる吸入練習器があるので、病院または薬局で、積極的に相談してください。高齢者は、息を吐くことは簡単にできるみたいですが、けっこう吸い込むのはむづかしいみたいです。

リレンザ 一部の子供中心に処方されるインフルエンザ治療薬(吸入薬)

こちらも内服ではなく吸入薬になります。成人は、1日2回朝夕使用します。1回2吸入です。
以前は、よく使われてましたが、現在は、未成年くらいしか使用されません。

タミフル 5日間飲み続けるインフルエンザ治療薬(内服薬)

タミフルは、昔から使われている薬です。内服薬です。成人は、1日2回 1回1カプセル服用で5日間飲みます。以前、異常行動などがマスコミで騒がれていましたが、大人や高齢者ではまず異常行動は発生しないので、過剰に心配しないようにしましょう。5日間飲まないといけないのがデメリットですが、吸入に不安がある高齢者には逆に使用しやすい薬になります。カプセルが飲みにくく嚥下が苦手な方は、タミフルの粉もあるので、Drに相談してください。

ラピアクタ インフルエンザ治療薬で唯一の点滴薬

インフルエンザ治療薬で唯一の点滴薬です。点滴なので、すこし時間がかかりますが、この薬も1回点滴してもらうと終わりです。吸入薬をうまく吸えなかった・5日間服用しつづけられるか?などの心配がないので、よい薬だと思います。ただ在庫がある病院が限られているので、事前に問い合わせしましょう。吸入できない患者さんやカプセル、粉が飲みにくい高齢患者には適している薬剤だと思います。

インフルエンザ対策のまとめ

インフルエンザには、A型やB型がありますが、治療や予防方法は同じです。薬も同じものが使われます。予防の仕方も違いはありません。
インフルエンザにかからないようにするためには、免疫を高めること、湿度を上げることです。
十分な睡眠・栄養をとって部屋の湿度を高くするしましょう。手洗いうがいも忘れないようにしてください。
みなさんがんばりましょう!

経費削減に!介護事業者向けに最適な電気プランでコストダウン

介護でんきナビの「高圧フラットプランS」は、介護・福祉施設向けの高圧電気プランです。全国各地で電気代削減の実績があり!基本料金が安く、市場相場が安いときに大きく還元。エリア別削減実績も紹介されていますし、直接訪問してご案内も可能となっています。介護施設のランニングコストとしてかかる電気料金を見直してみませんか?

メリットやリスクも含めてご検討を