介護施設のお父さんへ 父の日・誕生日プレゼントランキング
 

父の日、誕生日などのお祝い・感謝の気持ちにお父さんにプレゼント。老人ホーム、介護施設で高齢の要介護者とそのご家族が喜んだ人気おすすめプレゼントランキング。
母の日にはお花をプレゼントするのが定番となっていますが、父の日には何をプレゼントしたらよいか迷ってしまいますよね。まだ現役で働いているときのお父さんだったら、ネクタイ、ライター、ワイシャツ、お酒、おいしいもの・・・などなどいろいろなものが思い浮かびます。ちなみに、贈り物やプレゼントの定番である花束や鉢植えを持ち込む場合には、施設側が困ってしまうので注意しましょう。

老人ホーム、介護老人保健施設で働いてきた筆者が、高齢者介護施設の父の日にご家族とご本人と話す中でよかったものをランキングしました。

5位 車椅子用座布団、浮腫み予防クッション・枕

車椅子の方でも、椅子に座る方でも、座布団はかなり重要です。ずっと座ってるとお尻が痛くなります。

またお尻だけでなく、背中も結構つらい場面がありますので背もたれの部分のクッションもうれしいかもしれません(背中が丸い方などはうまく合わないこともあります)

介護施設にいる方の場合、浮腫みや寝心地などに配慮するときに何かと枕やクッションを使います。介護現場としては、できるだけ大きいほうありがたいです。

いずれのものも使っているうちにへたってきますので、新しい方がいいです。寝るために頭を載せる枕は、好みがあるかもしれませんが…嬉しく実用的なプレゼントです。

4位 新しい服・ズボン・下着

介護施設では多数の方の洗濯をまとめて洗っている施設も多くあります。
家族が洗濯している場合は衣類の劣化に気づけますが、施設や洗濯業者にお任せにしていると破れたズボンやのびのびの服が増えているかもしれません。

例えば、トイレでの立ち上がりやパンツをあげるときなど、気を付けて介助をしても支えきれないでズボンを握り持ち上げようとして破れてしまうこともあります。
膝のサポーターや腰部のコルセットの装着、おむつやパンツの取り扱いなどに配慮したお洋服、ズボンだとさらに喜ばれます。いずれにしても新しい衣類は喜んでもらえるプレゼントです。

3位 髭剃り(電気シェーバー)

髭が毎日伸びるのは男性誰でも変わりません。介護施設で暮らしていると、なかなかシェーバーのお掃除もできず、数か月するとだいぶ劣化してしまいます。
介護施設は基本的にカミソリ(刃物)は禁止のため、電気シェーバーを推奨されます。
剃れないシェーバーで髭剃りをしていると本人もやる気がなくなりゲバゲバになる、介護職員が介助するときに剃れなくてイライラするという負の連鎖になります。
介護施設でもかっこよく、介護職員からも好かれるお父さんであるために、おニューの電気シェーバーはお勧めです。

施設や老人ホームに入居・入所する時迷っときおすすめのシェーバー

介護施設では、衛生面や安全面の問題で、T字カミソリによる髭剃りはできません。(施設によりご本人が髭剃りを行うことは認めている場合もある)介護施設ではどんなシェーバーが好まれるかについては、こちらの記事に掲載しています。

2位 新しい介護靴

介護・医療業界では、「介護靴」という履きやすい靴がとても流行っています。
その中で、あゆみ(徳武産業)快歩主義(ASAHI)2大メーカーでかなりのシェアを占めています。
どちらも履きやすいと評判でリピーターも多いです。男性の場合には、合皮の靴を好む傾向がありますが、介護靴慣れすると綿・ポリエステルの靴も気にしないという方もいます。
お父さんは車椅子だし、靴なんて・・・と思うかもしれませんが、1年以上同じ靴を履いていれば劣化します。

徳武産業 あゆみシリーズ

ASAHI(アサヒ) 快歩主義シリーズ

ASAHI(アサヒ) 快歩主義シリーズは、膝への負担を減らし、体重の移動をスムーズにする「フットオンコントローラーシステム」という機能があります。また、非常に軽い素材を使用しているため、水に浮くほど軽量です。これは、特殊な軽量素材「エクスパンセル」を靴底に使用しているためです。設計においては、つまずきにくい工夫がされており、つま先部分が20mm上がっているのでつまずきを防ぎます。さらに、ベルトタイプの面ファスナーを採用しているため、着脱が簡単です。インソールは抗菌防臭加工が施されており、靴全体を洗うことができるので、お手入れも楽です。この商品は日本製で、国内で厳しい品質管理のもと生産されています。

 

 父の日のプレゼントは、是非こちらのサイトも参考にしてみてください!→「antina gift studio

1位 家族と一緒に過ごす時間、お寿司などの出前・持ち込み・買い物

父の日、誕生日に、お父さんが何よりも求めていることは「家族と一緒に過ごす時間」です。
できるだけ子孫みんなで行きましょう!!

核家族、共働きが当たり前になった現代、実は高齢者の方はとっても若い人を気遣って我慢しています。
本当は一緒に暮らしたいけれど、そこはぐっとこらえて施設にいます。

家族が来てもそっけない態度で、「困っていることはないから大丈夫」と言うかもしれません。
じゃあまた来るわ!と帰らないで、必ず時間の許す限りある程度の時間いてあげてください。

お年寄りは口をそろえて「自分からは家族には頼まない」という

お年寄りの方は、介護施設に入った初期はいろいろな思いが沸いてきて帰宅願望があったり、落ち込んだり、精神的に不安定だったりします。
その後、介護職員の声かけや、周りの利用者の様子を見て、自分の境遇・立場を受容していきます。
最も大切な家族には迷惑をかけたくないという思いが常にあり、いざ久しぶりに面会にきてもすぐには親子水入らずになれないという方が多いです。

面会に来てすぐに帰ってしまうと、「うちの息子はすぐ帰って全く!」と介護職員に愚痴ってます(笑)

それを笑って、むしろ立派に独り立ちした子供たちを喜ぶように話す方もいれば、深刻に寂しさを話す方もいます。

お寿司を買っていって一緒に食べる、介護施設に「出前」が届くサプライズがおすすめ!

外出がなかなかできない介護施設利用者にこそ使ってもらいたいサービス、それが「出前」です。
出前ならちゃんとした器で、まるで外食しているかのような食事が楽しめます。

介護施設側も、事前に伝えていればこのようなご家族を歓迎してくれるはずです。食事の注意点なども、施設の看護師や介護職員さんなどに事前に確認しておくことをおすすめします。栄養管理などが必要な方でも、事前に教えてもらっていれば調整が効くことが多いです。

出前の器などは施設の受付にお願いしておけばおそらく返してくれることでしょうし、近年は出前サービスも増えているので使い捨て容器でもいろいろな種類の出前があります。

お寿司を買っていって一緒に食べる、介護施設に「出前」が届くサプライズがおすすめ!

家族写真を撮ってメッセージを添えてプレゼント!

せっかくみんなで団らんしたら、家族写真を撮ってプレゼントしましょう。普段の家族の様子のスナップショットを載せたアルバムなんかもいいですね!

形に残らないプレゼントでも一緒に過ごすことはうれしいですが、さらに時間が形に残るものになります。

介護スタッフとしても、写真を見ながらご家族の話をしたりしていい話題になります!差別するわけではありませんが、素敵な家族写真があったりすると介護をする時にも話題が増えますし、またご家族と一緒に過ごせるようにより良い支援ができたらという気持ちになります。

参考にしてみてください!