TAISコードとは?福祉用具情報システムの登録と介護保険給付

 

TAISコードは、福祉用具の情報を整理・管理するための識別コードで、公益財団法人テクノエイド協会が管理しています。このシステムは1994年から運用が開始され、福祉用具の種類や仕様、製品情報を一元管理する役割を果たしています。この記事では、TAISコードの概要、介護保険との関係性、登録プロセス、そして利用者が知っておくべき注意点について詳しく解説します。

TAISコードとは

TAISコードは「テクノエイド協会福祉用具情報システム」(Techno-aids Information System)の略

TAISコードは「テクノエイド協会福祉用具情報システム」(Techno-aids Information System)の略です。

TAISコードは、TAIS上では商品コードと同一として扱われており、企業コード5桁と用具コード6桁の組み合わせのコードとなっています。上記の例ではフランスベッド株式会社の低床3モーターベッドで、TAISコードについてはフランスベッド株式会社の企業コードが00200で、用具コードは物品ごとに割り振られる数字になります。

TAISコードは、福祉用具の情報を整理・管理するための識別コードです。このコードは、福祉用具の種類や仕様、製品情報を一元管理するために使用されます。TAISコードを付与することで、利用者や介護サービス提供者が福祉用具の情報を簡単に検索・確認できるようになります。このシステムは、公益財団法人テクノエイド協会が管理しており、福祉用具の情報提供を目的としています。TAISシステムの運用は1994年に開始され、以来、福祉用具の情報を体系的に提供するための基盤として機能しています。TAISに登録された製品にはこのコードが付与され、全国で利用されています。

TAISの情報提供の目的

TAISの情報提供の目的

TAISコードの登録は、あくまでも福祉用具や福祉機器を開発・供給する企業からの情報提供に過ぎません。福祉用具の利用者や介護サービス提供者が、適切な福祉用具を選定する際の参考資料として使用されます。TAISに登録されている情報は、製品の仕様や機能に関する詳細なデータを一定の形式に基づいて提供するものであり、製品の利便性や安全性を保証するものではありません。福祉用具を選ぶ際には、実際の使用感や安全性なども考慮する必要があります。

TAISコードの調べ方

TAISコードの調べ方

TAISコードの調べ方は、公益財団法人テクノエイド協会の運営する「福祉用具情報システム(TAIS)のページ」から検索します。

TAISコードの登録方法・審査

TAISコードの登録に際して特定の審査はありません。

公益財団法人テクノエイド協会は、提出された書面情報もしくは電子申請された情報に基づき、福祉用具の情報を整理・登録します。この登録情報を基に、介護保険において給付対象と考えられる福祉用具には「貸与」または「販売」のマークを掲載します。ただし、これらの判断は厚生労働省の告示並びに取扱いに関する通知(解釈通知)に基づいて行われるものであり、製品の安全性や機能面を保証するものではありません。協会は外部の有識者からなる検討委員会を設け、年12回開催される委員会にて判断を行います。書面情報に誤りや虚偽の記載が見つかった場合には、「貸与」や「販売」の表示が見直され、必要に応じて表示が削除されることがあります。

TAISコードの登録方法・審査

TAISコードと介護保険給付

TAISに登録されたすべての製品が、介護保険の福祉用具貸与特定福祉用具購入の対象となるわけではありません。介護保険給付の対象となる福祉用具は、一定の基準を満たしている必要があります。したがって、TAISコードが付与されている製品であっても、介護保険給付の対象外となる場合があります。利用者や介護サービス提供者は、保険給付の対象かどうかを確認する必要があります。

TAISコードと介護保険との関係性

TAISコードは福祉用具を識別するためのコードですが、TAISに掲載された用具のみが介護保険の給付対象となるわけではありません。未掲載の福祉用具でも介護保険給付の対象となる場合があります。具体的な対象用具については、市町村の介護保険担当窓口に問い合わせることが重要です。

令和7年度(2025年4月)からはサービス利用票にTAISコードを記載

令和7年度(2025年4月)からは、居宅サービス計画様式(ケアプラン様式)の改正が予定されています。この改正により、福祉用具貸与の場合、第6表「サービス利用票」、第7表「サービス利用票別表」に適用するサービスコードに対応する用具の名称(機種名)、TAISコード・届出コードを記載する欄が設けられます。

第6表「サービス利用票」にTAISコードが追加された様式

第6表「サービス利用票」にTAISコードが追加された様式

第7表「サービス利用票別表」にTAISコードが追加された様式

第7表「サービス利用票別表」にTAISコードが追加された様式

福祉用具貸与の場合、公益財団法人テクノエイド協会が管理・運用する福祉用具情報システム(TAIS)の管理コード、またはTAISコードを取得していない商品の場合は福祉用具届出コードのいずれかを記載します。福祉用具貸与以外のサービスについては空欄とします。

ケアマネがTAISコードを調べて把握し、サービス利用票に正確に記載する問題点

介護サービスの提供において、福祉用具の情報がより正確に管理されるようになりますが、正確なコードや適正な福祉用具貸与価格を把握するために、事業所間のやり取りやケアマネの業務が増える可能性があります。また、国保連で突合した場合には、このコードの相違により再審査になるケースが続出することも予測されますので、今後問題視される可能性もあります。福祉用具の貸与に関する正確な情報を把握したい国の思惑も分かりますが、

TAISには介護ロボットも含まれる

TAISコードは、従来の福祉用具だけでなく、介護ロボットも含まれます。介護ロボットは、介護現場での作業を支援するために開発された先進的な技術を利用した機器です。これらのロボットもTAISに登録されることで、利用者や介護サービス提供者が情報を容易に取得できるようになります。しかし、介護ロボットもすべてが介護保険給付の対象となるわけではないため、注意が必要です。

利便性や安全性の評価

TAISに登録されている福祉用具は、利便性や安全性などの細かい評価を受けているわけではありません。

福祉用具や福祉機器の安全性などの評価や審査に関しては、「審査福祉用具臨床的評価の認証」では実際の使用場面での評価が行われていますが、TAISではそのような審査を行っているわけではないため、利用者や介護サービス提供者は、自身で評価を行うことが求められます。実際に福祉用具を使用する前に、試用するなどして使用感や安全性を確認することや、客観的な観点では「審査福祉用具臨床的評価の認証」を受けている製品かを調べることも役立ちます。

まとめ

TAISコードは、福祉用具の情報を整理・管理するための重要な識別コードであり、利用者や介護サービス提供者にとって有益な情報を提供します。しかし、TAISに登録されているすべての製品が介護保険給付の対象となるわけではなく、利便性や安全性の評価が行われているわけでもありません。福祉用具を選ぶ際には、TAISコードの情報を参考にしつつ、実際の使用感や安全性を確認することが重要です。

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