次亜塩素酸水で手指や器具を消毒する
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この記事のポイント

  • 次亜塩素酸水は「強酸性電解水」と「微酸性電解水」のこと
  • 食肉の表面を消毒するための食品添加物である
  • 次亜塩素酸水はノロウイルスなどのウイルスの無効化(消毒)についても一定の効果ある
  • 特に、手指や手すり、テーブルなど「面」を消毒するときに効果的
  • ウイルス感染の可能性が高い嘔吐物など不純物が多いものは次亜塩素酸ナトリウムで消毒

次亜塩素酸水の定義

食品添加物として認可を受けている次亜塩素酸水の定義は「塩酸または食塩水を電解することにより得られる、次亜塩素酸を主成分とする水溶液」となっています。つまり、次亜塩素酸水は「電解水」の仲間であり、もともとは強電解水企業協議会(現:日本電解水協会)と森永乳業株式会社が平成12年に食品添加物としての指定申請していた「強酸性電解水」と「微酸性電解水」のことす。

次亜塩素酸水は平成14年に食品添加物に指定されたもので、例えば鶏肉の表面を消毒したりするものなのです。

次亜塩素酸水に関する官公庁の告示

食品添加物についてはこちら

冬の感染症「ノロウイルス」対策の

冬に流行しやすい感染症の原因になる「ノロウイルス」はアルコールでは消毒しづらく、介護施設や医療機関などでは次亜塩素酸ナトリウム(商品名ピューラックス等)での消毒が推奨されています。使ったことがある方は感じたことがあるかと思いますが、次亜塩素酸ナトリウムは独特の刺激臭が強く、実際消毒で使用すると器具など腐食や臭いの付着があり、不快感や健康への問題も挙げられています。これらの問題を解決するものとして、「電解水」というジャンルの殺菌消毒剤が開発されてきました。

微酸性電解水は次亜塩素酸ナトリウムよりも塩素濃度が低いものの殺菌効果が高く、刺激臭がほとんどないため、使いやすく、使用する人にも機械にも優しい除菌水といえます

次亜塩素酸水で手指や器具を消毒する効果

冬になるとインフルエンザやノロウイルスなどの感染症を予防するために消毒や除菌に敏感になりますよね。特に、高齢者施設や病院、保育園など集団感染や院内感染が心配な場所ほど、感染源を減らす努力を求められます。感染症の成立のためには、病原体を排出する「感染源」、その病原体が宿主に伝播(伝わり、広まる)される「感染経路」、そして病原体の伝播を受けた「宿主に感受性が存在する(予防するための免疫が弱く、感染した場合に発症する)」ことが必要です。医療や介護などの分野では、感染の標準予防策として「スタンダードプリコーション」という感染症対策が取り組まれており、この中でも手指消毒などで感染源と感染経路を断つことが大切と考えられています。

次亜塩素酸水はノロウイルスを消毒できる

次亜塩素酸水は、ノロウイルスなどにも有効、食品添加物だから赤ちゃんがいても安心と表記されています。

次亜塩素酸水の消毒効果の検証結果

次亜塩素酸水が世間で注目され、実際に医療や介護分野でも消毒ツールとして利用されることが増えてきたことに伴い、次亜塩素酸水についていろいろな機関から細菌やウイルスへの消毒効果が示しています。

以下の表にあるように、次亜塩素酸水を10秒程度でも黄色ブドウ球菌やノロウイルスやインフルエンザウイルスなど、子どもも大人も感染すると心配な細菌・ウイルスへの殺菌効果または不活化効果があるといわれています

細菌・ウイルス・真菌ごとの次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの殺菌効果一覧表

<表2>酸性電解水(次亜塩素酸水)の殺菌活性

微生物・ウイルス次亜塩素酸水
(40ppm)
次亜塩素酸ナトリウム
(1,000ppm)
グラム陽性菌黄色ブドウ球菌 (Staphylococcus aureus)◎(10秒)◎(10秒)
MRSA (メチシリン耐性ブドウ球菌)◎(10秒)◎(10秒)
セレウス菌 (Bacillus cereus)△(3〜5分)△(3〜5分)
結核菌 (Mycobacterium tuberculosis)△(2.5分)▲(30分)
その他の抗酸菌△(1〜2.5分)▲(2.5〜30分)
グラム陰性菌サルモネラ菌 (Salmonella Enteritidis)◎(10秒)◎(10秒)
腸炎ビブリオ菌 (Vibrio parahaemolyticus)◎(10秒)◎(10秒)
腸管出血性大腸菌 (Escherichia coli O157:H7)◎(10秒)◎(10秒)
カンピロバクター菌 (Campylobacter jejuni)◎(10秒)◎(10秒)
緑膿菌 (Pseudomonas aeruginosa)◎(10秒)◎(10秒)
ウイルスノロウイルス (ネコカリシウイルス)
インフルエンザウイルス (2009年新型含む)◎(10秒)◎(10秒)
エンテロウイルス◎(10秒)◎(10秒)
ヘルペスウイルス◎(10秒)◎(10秒)
真菌カンジダ (Candida albicans)◎(10秒)◎(10秒)
黒カビ (アスペルギルス;Aspergillus niger)△(5分)×(120分)
青カビ (ペニシリウム;Penicillium cyclopium)△(5分)×(120分)

殺菌効果または不活化効果: ◎(即効)>○>△>▲>×(無効)

引用 :

  • 強電解水企業協議会編「強酸性電解水使用マニュアル2002」
  • 機能水研究振興財団発行「次亜塩素酸水生成装置に関する指針 第2版-追補」

次亜塩素酸水は手指消毒や拭き掃除では効果的

次亜塩素酸水はノロウイルスなどのウイルスの無効化(消毒)についても一定の効果あると言うことが厚生労働省からも示され、安心して使える消毒剤であると言えます。次亜塩素酸水は、元々食品添加物としても、食肉の表面を消毒する薬剤であり、特に、平面や表面を消毒するときに効果的に使うことができます。しかし、次亜塩素酸水は、pHが微酸性であり、表面を溶かしたり腐食したりして奥まで浸透消毒はできないため、嘔吐物や便などに降りかけたり浸したりする使い方だと効果を発揮できません

ウイルスの存在が確実な場合や固形物の消毒は次亜塩素酸ナトリウム

ウイルスがあることが確実な場合や、感染症にかかっている方の体液や排泄物などがあることがわかっている場合には、より効果の高い次亜塩素酸ナトリウム(ハイターやピューラックス)などの消毒剤を使うようにしましょう。

次亜塩素酸水(微酸性電解水)の使い方と注意点

次亜塩素酸水の使い方で注意すべきことは溜め水として使用せず、いわゆる「かけ流し」として、次亜塩素酸水で洗い流すということです。次亜塩素酸は反応性が非常に高く、有機物に接触すると反応して水に戻る性質があるため、かけ流しにすることによって高い殺菌力が保たれるのです

糞便・嘔吐物のように、不純物の多いもののノロウイルス不活化には、微酸性電解水は塩素濃度が低いため用いることはできません

消毒方法は場所や目的に合わせて効果的な選択を

次亜塩素酸水は、触っても皮膚に大きな影響はなく、仮に飲んでしまっても危険性の低い性質の消毒剤であることはたしかです。
次亜塩素酸水(微酸性電解水)は、塩素(酸性)で腐敗させて奥まで殺菌できるわけではなく、表面を殺菌して水に戻ってしまうため、不純物の多いものには高濃度(1000〜5000ppm)の次亜塩素酸ナトリウムを使用するということは覚えておいてください

レビューや口コミが高い次亜塩素酸水とは

次亜塩素酸水の良さを発信し、科学的に立証してきた中心は森永乳業です。森永乳業というとアイスや乳製品の会社であるというイメージが強いですが、現在も森永乳業では業務用の次亜塩素酸水(微酸性電解水)の衛生装置「ピュアスター」を販売して高い信頼を得ています。食品業務用ではなく、家庭用や小売りとしても次亜塩素酸水が求めやすくなっていますので紹介します。

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