スーパービジョンとは スーパーバイザーとバイジーで最良のサービスを
 

スーパービジョンと何か、良いサービス、良い組織で、養成を受けるスーパーバイジーがより高度な考えや支援、気付きや学びを得ていくための考え方や機能を紹介します。スーパービジョンを取り入れ、実践的で個別的な養成体制を取り入れることにより、温かく支え合いつつも成長のきっかけのある環境を作れます。

スーパービジョンとは簡単に言うと

スーパービジョンとは、簡単に言うと、最良のサービスを利用者に提供することを目指して、指導をするスーパーバイザーが、養成されるスーパーバイジーと関わりながら、管理や教育、サポート役としての機能を果たすことです。介護や福祉、医療などの実習などで、スーパーバイザーが実習生を肯定的に評価し、実習生の傾向や気付きを開示し、いろいろな相談やアドバイスを経て、専門職としての成長と働きやすさの両方を備えた組織を醸成できます。

スーパービジョンの意味

ソーシャルワークにおけるスーパービジョンとは、組織の方針に沿って質量ともに最良のサービスを利用者に提供することを目指して、スーパーバイジーの職の遂行を監督・調整・支援・評価する権限を持ったスーパーバイザーが、スーパーバイジーと肯定的に関わりながら、管理的・教育的・支持的機能を果たすことである。

スーパーバイザーとは

スーパーバイザーとは、援助者が専門職としてさらに成長していくように、スーパーバイジーに対してスーパービジョンを行う人。

スーパーバイジーとは

スーパービジョンを受け、専門職として養成される人である。

スーパービジョンの意義

● スーパーバイジーにとって:研修等と比較しより特定の事柄に対し個々の社会福祉士に対して個別化して行われることにより、より精度の高い支援が可能となるとともに、役割・業務・責任の明確化、適切な業務量、関係者とのコミュニケーション、働きやすい職場環境、業務困難感の軽減、燃え尽き症候群の予防等が可能

● 組織(スーパーバイザーを含む)にとって:理念の実現、サービス/業務水準の維持向上、組織内外のコミュニケーション推進
● 関係者・関係機関にとって:社会福祉士との連携・協働を通して、より効果的な業務遂行可能
● 利用者にとって:最大限の利益

スーパービジョンの機能

管理的機能

  • 事業の計画、実施、モニタリング、修正、評価を行う。
  • 職員の採用や配置に関わる。
  • 職員の力量にみあった業務の割り当てや調整を行う。
  • 職員が組織の規律を守っているか、担当業務や役割を遂行しているかを評価し、必要に応じて指導する。
  • 職員を組織内外の衝撃から守る。
  • よりよい組織となるよう変革を行う。

教育的機能

  • 効果的・効率的・倫理的に業務を遂行するための知識・技術・価値・倫理を職員が習得して専門性を高められるよう教育する。
  • 自己研鑽への支援
  1. 理念や知識、スキルを伝える。 (見せる、説明する)
  2. 考え、実践する機会を設ける。
  3. 振り返る機会を設ける。
  4. フィードバックする。(ストレングス、改善点等を具体的に伝える)
  5. 今後の取り組みを明確化できるよう支援する。

支持的機能

  • スーパーバイジーを専門職として、そして個人として認めて尊重する。
  • 自己や自己の実践を振り返ることができるよう安心できる雰囲気をつくって自己覚知を促す。
  • 職務に関連するストレス、困難、気持ちなどを傾聴、受容、サポートする。
  • 利用者、同僚、関係者からのハラスメントを受けているスタッフをサポートする。
  • スーパービジョン以外のサポートが必要な場合は、そのサポートが受けられるよう支援する。

スーパービジョン効果

スーパービジョンの効果を高めるには、養成されるスーパーバイジーもスーパーバイザーも、関わりを常にスーパービジョンであるという認識のもとでコミュニケーションをとることが有効です。スーパーバイジーは自己開示の内容を具体的にし、スーパーバイザーはスーパーバイジーの考察が深まり、課題や考え方の傾向が見え、自己覚知や知識や考え方の引き出しを整理する効果を高めます。