食事の時に誤嚥しやすい不適切な座位姿勢のイラストフリー素材

食事の時に誤嚥しやすい不適切な座位姿勢のイラストフリー素材です。このイラストは二次配布、転売以外自由にご利用いただけます。

このイラストの解説については「誤嚥性肺炎を予防するためのリハビリや対策のポイント」をお読みください。

食事姿勢と誤嚥・誤嚥性肺炎の関係

誤嚥が原因で肺炎に罹患することを「誤嚥性肺炎」と呼びます。食べ物や唾液などが誤って気管に入ることを「誤嚥」と呼びます。また、誤嚥した場合に私たちは、むせたり咳込んだりしますよね。これが通常の誤嚥のサインになりますが、高齢者など嚥下機能が低下すると誤嚥していてもむせないことがあり、急に肺炎になる場合があります。これを「不顕性誤嚥」と呼びますが、予防するためには嚥下機能の維持が不可欠です。

食事の時の悪い座位姿勢のイラストフリー素材

食事の際の座位姿勢によって誤嚥のリスクは変わります。
最も大切なのが座った際に「体幹および頸部の後屈」が起こらないように注意することが必要です。目線が上に挙がり、顎も上を向いていると、誤嚥しやすくなります。

なぜこのような悪い座位姿勢が誤嚥につながるのかについては、「摂食嚥下のメカニズム 5段階に分けて観察・評価して誤嚥予防」の記事をご確認ください。

食事の時に適切な座位姿勢になるように、体幹が不安定な場合はクッションなどでポジショニングを行い補正することも可能です。

立ったままで食事介助を行うと、食べる方の視線が上を向き自然と頸部の後屈を促進してしまう危険性があるためです。(介助者が上の方から食事を口に運ぶ介助をするとちょうど図のような姿勢になり誤嚥リスクが高まります)

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誤嚥しやすい食事の時の悪い座位姿勢