一億総活躍社会って?厚生労働省実現本部が発足!具体案は?

 

一億総活躍社会って?厚生労働省実現本部が発足!具体案、具体策は?

平成27年10月16日(金)に厚生労働省で、第一回 厚生労働省一億総活躍社会実現本部が開催されました。

厚生労働省一億総活躍社会実現本部の役割

国民一人ひとり、子どもや高齢者も含めた誰もが、家庭で、職場で、地域で、活躍する場所があり、将来の夢や希望に向けて取り組む社会を実現するための施策を検討する。

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厚生労働大臣からの「一億総活躍」社会の実現についての指示について

厚生労働大臣から一億総活躍社会実現本部に出された指示が以下です。

具体策については、既存施策を超えて、また、各部局の所管分野にとらわれることなく、真摯に検討を行うこと。
また、国民の方々が何を求めているかという視点に 立って、かつ、2020年あるいは更にその先の将来の我が国にとって何が必要かを考え、「未来志向」の対策を 具体化すること。
第二の矢「夢をつむぐ子育て支援」や、第三の矢「安心につながる社会保障」に掲げられた「介護離職ゼロ」・「生涯現役社会の構築」については、当然ながら、我が省が先頭に立って取り組むべき課題であり、思い切った対策をとりまとめること。 それに加え、第一の矢「希望を生み出す強い経済」についても、「生産性革命」を実現するため、産業全般の労働生産性の向上の取組や働き方の改革、医療・福祉サービスなど厚生労働省所管分野におけるICTやロボット などの活用によるサービスの質向上と効率化、さらには 公共インフラとしてのICT標準の設定等を通じた更なる未来投資の拡大への貢献にも取り組むこと。
資料2 指示事項(PDF:44KB)

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厚生労働省一億総活躍社会実現本部の体制

厚生労働大臣の下に、以下の体制を実現本部として構成とのことです。

  • 本 部 長 :厚生労働大臣
  • 本部長代行 :厚生労働副大臣
  • 本部長代理 :厚生労働大臣政務官
  • 本部長補佐 :厚生労働大臣補佐官
  • 副 本 部 長 :厚生労働事務次官、厚生労働審議官、 大臣官房長、大臣官房総括審官
  • 事 務 局 長 :政策統括官(社会保障担当)
  • 構 成 員 :別紙の職にあるもの

一億総活躍実現本部の下部に実現チームが!

実現本部の下に、「全産業の生産性革命実現チーム」「希望出生率1.8実現チーム」「介護離職ゼロ実現チーム」「生涯現役社会実現チーム」が設置されました。

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一億総活躍社会実現のための具体案はこれから。ベンチャー的な掛け声でどうなるか。

安倍晋三首相のアベノミクスで、一億総活躍と唱えられてから少々経ちました。
ベンチャー企業のような薄そうなスローガンですが、中身は意外と具体的な目標が設定されており、それを実現させるためのチームもできてきていました。
ただ、例えば 結婚をして子供を産みたいという人の希望が叶えられた場合の出生率である「希望出生率」は、1.8人を目標としています。
現状(2012 年)の出生率=1.41人です。人口が増減せずに安定するための出生率である「人口置換基準出生率」=2.1 人です。

日本の大きな課題として、人口減少問題があります。
いきなり2.1人を目指さず、1.8人を目指すあたりは割と現実的であり、現行の制度をもう少し使いやすい雰囲気にすると徐々に改善されてくるかもしれません。
それに絡んで、やはり高齢者の介護という問題も関わってきます。
今までは、日本の儒教的な教えに従って、ご先祖は子孫が見るのが自然だという思想のもとでなあなあになってきた部分ですが、介護は個人でなく国で支えるものだという改めての意思表示に見えました。
その具体策・具体案を求めているようです。

政府が一億総活躍のために介入し過ぎると、自由な生き方をしにくくし、ライフスタイルを強制する可能性もある

中国で一人っ子政策という政策がありました。日本の逆のようなものですが、子供は1人までしか作るな!というかなり強制力があった政策でした。
日本で一人っ子政策の逆バージョンをすれば確かに人口は増えるかもしれませんが、倫理や生活の質の面では良い形ではありません。
日本の制度、例えば 男女雇用機会均等法、育児・介護休業法など、ライフスタイルに応じた助成があるという形は先進的なのかもしれませんね。
個人の希望や理想を叶えやすい形、自由は阻害しない形、国家としての課題という多角的な落とし所としてこのスローガンが活きてくると楽しみですね。
みんなで真剣に政治と実生活について考えていくきっかけとして、とてもよいものではないかと私は考えています。

参考資料

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