端座位(たんざい)とは
端座位(たんざい)とは端座位は、ベッドの横などに足を下ろした座位で、腰かけ座位とも呼びます。
日常生活動作を考える際に基本となる姿勢。
端座位が安定しているかが移乗・歩行・更衣・トイレでの排泄などのADL自立度の一つの指標となる。
洋式トイレで排泄する場合は、端座位が保持できることが条件となる場合が多い。
上肢で手すりなどを把持しても下衣の着脱や清拭などでは端座位バランスが問われるため。
端座位について詳しくは、『座位姿勢・座り方の名称 5種類の座位の専門用語をイラスト解説』をご覧ください。
不適切な端座位姿勢である仙骨座りのイラスト
仙骨座りとは、椅子や車椅子の座るときに骨盤が大きく後傾して、骨盤の後側にある仙骨が座面に接して支えている座位姿勢です。
仙骨座り姿勢は悪い座位姿勢、ずり落ちそうな座り方であり、仙骨座りが続くと胸椎や腰椎の変形、仙骨やシートに接した背骨の棘突起などに集中的に剪断力や圧力がかかり皮膚剥離や褥瘡になったりするリスクが高いため注意が必要です。
fa-arrow-circle-right 高齢者の仙骨座りとは 原因を見つけ改善に向けリハビリをする方法
この端座位(たんざい)・仙骨座りの画像はフリー素材です。ご自由にお使いください。
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