正座とは
正座は「せいざ」という読み方をします。正座は、日本での床上の座位として最も正式な座り方です。
正座を関節可動域で表現すると
正座を関節可動域で表現すると、両下肢共に膝関節160度前後の屈曲、足関節は50度の背屈、足部(足指)を重ね合わせ、その上に臀部を載せた座位し姿勢です。
高齢者などでは、上記のような屈曲角度を取ることは厳しくなり、この座位姿勢ができなくなってきます。
イラストのように、正座を崩した形を横座り(人魚座り)などと呼ぶこともあります。
正座を長時間行うと、極度の下肢関節の屈曲と体重負荷による圧迫で苦痛になる場合が多いです。
圧迫された状態でいると足がしびれます。総腓骨神経および枝分かれした深腓骨神経と浅腓骨神経の麻痺です。
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端座位について詳しくは、『座位姿勢・座り方の名称 5種類の座位の専門用語をイラスト解説』をご覧ください。